2007年02月06日

 Feb 07 Newsletter: アクティビティ便り アクティビティ担当 山崎

 1月はいささか仕事にもプライベートにも振り回されてしまった私。先月のレターで語った今年の抱負「ありがたがる」は、迷惑かけても許してくれるボランティアのみなさんの存在ってありがたいな。。。とそんな情けない状態になってしまいました。とほほ。みんな、ほんとにごめんね。

 去年の春からパンゲアネットが導入され、ひととおりの遊び体験が終わったところであらためて、アクティビティ環境のチェックが進められています。アクティビティ中のこども達の集中力や全体の雰囲気の善し悪しはスペースづくりが大きく関係しているといわれています。テーブル間の行き来の動線が悪く、遊びのアイテムが点在してどこにあるのかわからないスペースではスタッフも混乱し、スタッフのあわただしい雰囲気はこども達にも伝染し、落ち着いて遊ぶことができずに場は限りなく混乱していきます。

 それぞれの拠点のスペース事情は当然異なり、その場所に合わせたフレキシブルな対応がもちろん必要です。

 代々木小学校では活動スペースのひとつが和室に変更になりました。これはとてもいい環境。床にじかに座るというのはとても落ち着けるものなのですね。これは我々が日本人だから、ということだけではないようです。その証拠に昨年スウェーデンからセシさん(リング10月号に登場)がいらしたときも、とてもリラックスした様子でこども達の中に溶け込んでいましたから。

 荻北はスペースが若干狭いので、壁面をうまく使っています。荻北のこども達は、壁に貼られた友達の大好きマップに、シールやコメントをぺたぺた貼り付けていく作業が大好きです。みんなで一緒に見てわいわいできるのも楽しくていいようです。ある時、壁面がいっぱいになってしまったので、下の方に貼っておいたところ、その前にぺたんと座りこんでコメント書きに集中していた子もいました。

suginami_activity_001.jpg

 京都でも、新たにスタートした三重でも同じように床座りのスタイルが定着しそうです。いろいろな場面でパンゲアスタイルが確立し、拠点間で情報共有が進んでいます。

 このごろ東京はとてもぽかぽか日和が続いていますね。パンゲア拠点も徐々に増え、どこにいても世界中のパンゲアンの笑い声が響いてきそうな心持ちのする今日このごろです。

山崎 麻里子

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター