2008年08月29日

 アフガニスタン。。そしてケニア

今日は二つ目の投稿です。テレビのニュースでアフガニスタンで起きた悲しい出来事を伝えています。現地に根付き、その土地の人達への支援活動をしてきた方が事件に巻き込まれ命をなくされたと。「行かなければ何も始まらない」とその人は言っていたそうです。そんな意気込みを持った若者が理不尽に命を奪われたことに深い憤りを感じます。と、同時に日本という国の存在がここ4,5年で大きく変わってきたことを海外へ旅することが多い中、私自身も感じていました。7年前は日本政府が多くの学校などを世界の各地で設立することに資金援助を出していて、アフリカやアジアの国々へ行くと、この学校は日本が建ててくれたんだと嬉しそうに話す人々がたくさんいました。ところがここ数年、どうして日本はアメリカの言うことばかり聞いているんだと少し怒りながら聞いてくる人達がいました。このなくなった彼も政治的にどうのということでなく、そこに自分の助けを必要としている人がいるから仕事に従事されていたと思います。

そしてそのような善意すら見えなくなってしまう厳しい環境にさらされている国がたくさんあります。 そんな中、今日ユネスコのパリ本部と連絡を取る機会があり、ケニアプロジェクトがまた始まったことを知りました。私たちのプログラムをこの1月から始める予定であったキスム地区でのパンゲアは大統領選の後の混乱と多くの難民が出たことでユネスコが新規プロジェクトを一旦すべてとめたため、延期されていました。それがまた動き始めたということを東アフリカ統括のユネスコ担当者からも今日連絡が届きました。食べ物があったとしても、それだけでは人が生きていくには十分ではない。子供達が希望を持つことが大切なんだと以前ケニアの外務大臣が言ってくださいました。パンゲアを通し、扉が世界につながっていることを知ることは親族や親をエイズでなくした子供達にとっての希望になると言われたことが忘れられません。パンゲアには小さいながらも安全管理委員会があり、時には無謀なことをしそうな私に客観的なアドバイスと時にはダメだしをする委員会です。 またケニアへ行く機会が出てきますが気をつけようとおもいます。私に何かあったとき、はなぷうがテレビの前で話さなきゃいけないなんてそんなことになっちゃいけないと妙に現実的に想像してしまいました。

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2008年08月28日

 富士山に集結したパンゲアン

pangaea_gasshuku2008.jpg 先週土曜日から月曜日まで二泊三日のパンゲア初の合宿が開催されました。東京・京都・三重よりファシリテータ・技術スタッフ・翻訳スタッフ・アドバイザ・理事など総勢25名が参加。参加者からは「非常に濃い合宿」で「すごく刺激を受け、帰宅後反芻しているうちにまたアイデアが湧いてきてます」という嬉しい声があがりました。最初は親交を深められればいいなぁと実は軽い気持ちで考え始めたのですが、皆さんが自費で参加してくださる中、有意義な時間をと思ううち、いつの間にか全員でパンゲアの今後・コンテンツ・枠組みを自らアイデアを出して参加するワークキャンプになっていました。 分科会の合間には3つのレクチャシリーズがあり、西和彦さんがパンゲアの分析をしてくださったり、石田さんがパンゲアが毎週使っている多言語コミュニティサイトのバックボーンである言語グリッドの話を、永久理事は日本の未来という三人三様の観点からみんなに話をしてくださいました。

夜の10時過ぎにも関わらず、次々と出てくる質問にレクチャしてくださった方々もびっくりでした。これまで京都で開発してきたびすけっと講習会を試したり、つながりを作る・考えるワークショップ、コミュニティサイトのこれから(パンゲアの)など盛りだくさんの内容で、日ごろから悩んでいるところをみんなで悩み意見を出し合い、やるべきことが見えてきた合宿となりました。 このような合宿をできれば毎年実施していきたいです。みんなの頭の切れに驚き、喜び、そしてみんなのパンゲアになりつつあることを感じることができました。参加してくださったみなさま、ありがとう!そして今回参加できなかった方、次回は是非!

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2008年08月16日

 パンゲアお絵かきコンテスト開催のお知らせ

パンゲアでは、小児病棟に入院するこども達がパンゲア活動に参加できるプログラムを構築中ですが、この度、その一環として「パンゲアお絵かきコンテスト」を開催することになりました。
このコンテストは、普段パンゲアに参加している子はもちろん、小児病棟に入院をしている子、そして一般の子も参加できるパンゲアでも初の試みとなるものです。
応募いただいた作品は、10月から本ホームページで公開し、一般投票という形で皆さまにも投票にご参加いただけます。優秀な作品には賞品も用意しております。

ご興味のある方は、詳しい応募要項(PDFファイル 480KB)をご覧になり、ふるってご参加ください。

contest_sample.jpg
■作品テーマ:『あなたの行ってみたい場所』
 小さいときに行った田舎のおうちや海、山、遊園地、空想上の場所など何でもOKです。
 ただし、絵の中に必ず自分を描くようにしてください。
■画材:クレヨン、色えんぴつ、カラーペン
■応募方法:15cmx21cmの画用紙に作品を描き、裏面に下記の必要事項をご記入の上、
 パンゲア事務局までお送りください。
 必要事項:
  1.お名前
  2.性別
  3.呼ばれたい名前
  4.年齢
  5.ご住所
  6.どうしてそこに行ってみたいのか一言
■応募資格:9~15歳
■締め切り:2008年9月15日(月)必着
■投票方法:特定非営利活動法人パンゲアの運営するウェブサイトにて作品を公開し、投票
 を受け付けます。(公開にあたって、作品と呼ばれたい名前、年齢、性別、お住まいの都道
 府県のみ公開されます。)
■お問い合わせ:特定非営利活動法人パンゲア事務局()
担当 花田
 〒600-8411 京都市下京区四条烏丸下る水銀屋町620
          COCON烏丸4F
          TEL: 075-353-4419

※応募作品にご記入いただいた個人情報は、本コンテストに関する問い合わせ等に利用
 させていただ きます。
※応募作品の二次使用権は、特定非営利活動法人パンゲアに帰属します。
※応募作品の返却はいたしません。必要な方は予めコピーをおとりください。
※当団体の個人情報保護方針および個人情報の取り扱いについては、こちらに記載して
 います。

本コンテストは、UBS証券会社、SIJ 「キッズインアート」助成プログラムとして実施しています。



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2008年08月05日

 Aug 08 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

みさなん、こんにちは。

 日本では毎日猛暑日が続いています。梅雨や7月にあまり日本にいたことが なく、ましてや祇園祭の時期の京都の猛暑は初めての体験で、びっくりしなが らぐったりしています。

 そんな中、昨年度のボランティアオブザイヤーが決定しました。三重大村で ファシリテーターを2年にわたり努めてくださったオリアナさんです。7月末 に津市での教職を終えられ、米国に帰国されることとなり、博士課程に進まれ るそうです。最初に参加されたときには、日本語が全く話せなかった彼女でし た。言葉の壁を彼女自身が感じ、悩むなか、非言語で理解できるこども達の状 態から実に気の利いたファシリテーションをするスキルを身につけられ、日本 人スタッフにとっても頼れるファシリテーターだったオリアナは、一度のお休 みもなくこの2年間参加してくれました。日本に来て最もエキサイティングな できごとがパンゲアでしたと言ってもらえたことは、私たちにも誇りであり、 またその後も新たに参加してくれている津市の外国人ボランティアの人達に勇 気を与えてくれた人でした。現場に異文化交流の場を持っている三重大村は特 異な存在でもあり、こども達も最初はどうコミュニケーションをとるのか迷っ ていたりもしますが、同じ場で時間を持つ中、信頼関係が生まれ、徐々に距離 が縮まっていく様子はまさにパンゲアが目指すユニバーサルプレイグラウンド です。オリアナさん、ありがとう。そしてアメリカでパンゲアをやるときには よろしくお願いします。

19日の渋谷でのアクティビティは

夏休み初日の土曜日でしたが、こども達が 元気に参加してくれていました。東京での講習会に参加してくださった方がフ ァシリテーターデビューを果たされ、また高校生になったばかりの女子もファ シリテーターとして参加して、最後の反省会でもしっかりと感想を述べてくれ ました。こうして参加してくれたこども達が成長し、ファシリテーターとして 帰ってきてくれるのを見るのは最高です。

 7月の上旬まで私と高崎はそれぞれIWICという異文化間コラボの国際ワーク ショップの為の論文執筆をしていました。なかなかこれが大変で、分野の違う ことなので書きながらも不安になったり、また膨大な量のデータ(絵文字)に目 を通すことになりました。しかし、このような機会があって、自分としてもこ ども達の活動の様子が更に理解できることにもなりました。まあ通らなくても 価値はあったと思います。

 パンゲアでは現在、マニュアルをよりわかりやすく、そして使いやすくする ため、活動メニューを言葉をあまり使わず作る、ということにチャレンジし始 めています。そして異言語の参加者へのファシリテーター講習も、実際に私と 高崎がそこへ行かなくても実施できるようe-training化するための検討も始め ています。そうこうしているうちに、少しずつですが企業会員や個人会員の方 も増え始めました。とにかく前へ、とその一念でここまできています。皆様、 これからもよろしくお願いします。そして良い夏をお過ごしください。

 今月のパンゲアリングは、いつも東京のアクティビティにファシリテーター として参加いただいている、大森美和さんです。

ではまた!

森 由美子

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 Aug 08 Newsletter: パンゲアリング 大森 美和さん

今月は、東京でファシリテーターとしてご参加いただいている 大森 美和さんです。



 こんにちは。大森美和と申します。

 私とパンゲアとの出会いは、衝撃的なものでした。  2年前の朝、NHKをつけていたら、『パンゲアの取り組み-韓国との同期 アクティビティ』という文字が目に飛び込んできたのです。「あ、これだ!」 思わず叫んでしまいました。
 自分でも大変驚いたのですが、私がやりたいと思っていた、世界のこども達 が繋がる仕組みが、まさに目の前で行われていたのです。

 私自身、中学1年生のとき、ペンパルで当時チェコスロバキアのこどもと知 り合いました。毎回手紙が届くことが待ち通しく、たまらなかったことを覚え ています。
 それから旅の先々で友達を作ることが嬉しくなり、習慣になりました。私が 実感してきたことは、異なる環境で暮らすこども同士が知り合い、互いに刺激 を受け、それがきっかけで夢が広がったということです。このような経験を多 くのこども達に伝え、実際に体験できる仕組みが出来たらいいな、そう思い続 けていました。ITの活用基盤が整備されてきた今日、ITを上手く活用すること で、かなり効率的に実現できるだろうと思っていました。

 『パンゲア』、夢中で検索し、すぐに問い合わせました。
 森さんの熱い思いを伺ったときは、大変感激し、是非パンゲアに関わってい きたいと強く思いました。パンゲアでは世界のこども達が言葉の壁を気にする ことなくコミュニケーションを図り、互いを理解することができるのです。絵 文字をはじめとする視覚的な表現方法、ITを上手く活用したアクティビティな ど、本当にすばらしい取り組みだと思います。

 現在、私はファシリテーターとしてパンゲアに参加させて頂いています。ア クティビティを通じて、初めて自分の考えに欠けていたものが何か、を知りま した。それは、『こどもの視点』でした。こどもが今何を思い、世界のこども 達と関わることをどう感じるのか、という一番大事なことでした。大人が幾ら 環境を整え促したところで、こどもの自発的な気持ちが無ければ、意味があり ません。
 パンゲアは、アクティビティを通じてこども達一人ひとりとじっくり向き合 い、こども達がお互いを知ろうとする気持ちをとても上手く引き出していると 思います。互いのことをもっと知りたい!という思いがあれば、こども達は言 葉が通じなくても、相手に伝えるためにはどうしたらいいかを自然と工夫して いるのです。

 アクティビティでのこども達との関わりは、新たな発見の連続です。こども の感性の豊かさ、こどもの成長の著しさ、周りを思いやる気持ちなど、教わる ことも多く、大変有意義なものになっています。また、屈託の無いこどもの笑 顔は、普段大人社会にいる私にとって何よりのビタミン剤になっています。

 今後もこの気持ちを大切にし、パンゲアと関わっていきたいと思っています。 そしていつか、世界中の国でパンゲアのネットワークが広がり、交流できる日 が来ることを楽しみにしています。

大森 美和

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング | 固定リンク