2009年05月21日

 新型インフルエンザによるアクティビティ中止のお知らせ

4月末より新型インフルエンザが感染範囲を広げ、日本でも多くの感染者が確認されております。
パンゲアでは、こども達の安全面の配慮をする機関として「パンゲア安全管理委員会」を設けております。
今週末には、京都でアクティビティを開催する予定でしたが、関西地区において休校措置が取られていることなど、総合的に判断し中止することにいたしました。
今月は韓国とのWebcamアクティビティを予定しており、楽しみにしていた子、ボランティアスタッフも多いと思いますが、残念です。

今後も定期的なアクティビティ開催、ファシリテーター講習会開催を予定しておりますが、その都度、参加者の安全を第一に配慮し、開催の是非を判断する所存です。
1日も早く新型インフルエンザの問題が収束することを祈っています。

パンゲア事務局



投稿者 kumakinoko | 8. 一般 | 固定リンク

2009年05月13日

 May 09 Newsletter: 理事長便り パンゲア理事長 森

みなさん、こんにちは。

この原稿はマレーシア拠点への出張が終わり、クチン空港にて飛行機を待って いる間に書いています。
4月はソウルでのファシリテータリーダー講習会をやって、23日から25日 に急遽マレーシアに来ました。その間に、荷物と人が増えどうしようもなくな っていた狭い部屋から少し広い部屋へ事務所を移動することになり、そのため の収納棚をIKEAに買いに行きました。岡野理事がピックアップトラックを運転 し、我々は半日だけレンタカー(でかいやつ)で、鬼のように重い荷物を男子 が運び、女子は収納箱など購入。かなりオフィスらしくなってきていて事務局 は心機一転がんばらねばという雰囲気になってきたようです。

   ソウルではボランティアオブザイヤーに選ばれたソフィアさんに記念の楯を お渡ししました。(これまでは手作り賞状だった・・・)さっそくソウルのユ ネスコMIZYセンターの彼女のデスクに飾ってくれました。FL講習にはこれまで 3年間ファシリテーターとして活動に参加してくれていた二人が参加。一人の 女性は最初とても恥ずかしがりで活動中も非常に控えめだったのですが、3年 経って彼女自身がサークルをリードしてくれていて、成長するのは子ども達だ けでなく大人も同じだと思いました。

 マレーシアの子ども達と話していて、日本と違うところがいろいろあり興味 深いです。生徒数が多いため、



午前の部と午後の部の2部あること。(という ことは午後の部の子どもは結構遅くまで寝られるということなのだ)午後の部 の子どもは授業が終わるのが夜7時過ぎるということ。そして、テーブルを同 じにした中華系の子ども達とマレー系の子ども達が作品を作りながらしゃべり はじめていました。最初は学校みたいに評価を気にしている子どももいました が、パンゲアネット上のいろんな”私の家”を見せたら「ああ、こういうので いいんだ」と感じてくれたのか、割と作風が自由になってきました。

 ファシリテーターの普段の積み重ねが子ども達との信頼関係を育て、助け合 い、互いの立場でものを感じる力が養われていきます。韓国や日本から届いて いるメッセージに興奮し、うれしそうに絵文字メッセージを送っているみんな。 中学生と小学生、男子と女子、中華系とマレー系、みんな一緒になり活動して いるここには笑顔がたくさんあふれています。6月には京大とのUNIMASが Webcamアクティビティで出会います。

 今月のパンゲアリングは三重県津市教育委員会でパンゲア活動の担当をして くださっている米野さんです。他の地域の教育委員会とお付き合いもありまし たが、津市の教育委員会はそれまでの私の印象を完全に変えてくれました。熱 い思いを持ち、地域の子ども達のためにお仕事をされています。教育委員会と 大学、NPO、民間企業、地域の小中学校などが参加し三重大村の活動が支えられ ています。米野さんは約2年半の活動で一度も休みなしに土曜日の活動に参加 され、活動の趣旨や実態を身近で観察され、それらを発信してくださってきま した。それを見るにつけ、津市の子ども達はこういう環境の元で育つことがで きるなんてラッキーだとつくづく思います。

  森 由美子

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 May 09 Newsletter: パンゲアリング 米野 浩之さん

 今月のパンゲアリングは三重県津市教育委員会でパンゲア活動の担当をして くださっている米野さんです。他の地域の教育委員会とお付き合いもありまし たが、津市の教育委員会はそれまでの私の印象を完全に変えてくれました。熱 い思いを持ち、地域の子ども達のためにお仕事をされています。教育委員会と 大学、NPO、民間企業、地域の小中学校などが参加し三重大村の活動が支えられ ています。米野さんは約2年半の活動で一度も休みなしに土曜日の活動に参加 され、活動の趣旨や実態を身近で観察され、それらを発信してくださってきま した。それを見るにつけ、津市の子ども達はこういう環境の元で育つことがで きるなんてラッキーだとつくづく思います。



 パンゲアアクティビティに参加して

 皆さん、こんにちは。津市教育委員会事務局の米野浩之(よねのひろゆき) です。
津市教育委員会では平成18年度から平成20年度の3年間、文部科学省事業 「国際教育推進プラン」の委嘱を受け、国際社会で地球的視野に立って、主体 的に行動できる人材の育成のため、「グローバルな課題や地域の特性を生かし た取組」、「ITの有効な活用」、「国際交流活動の組込」の3つをテーマにし て、国際交流活動、国際環境教育、情報教育を柱にした国際教育に取り組んで きました。
 パンゲアアクティビティは、この事業の中心となる教育プログラムの1つで あり、三重大学のメディアホールを使わせていただき、平成18年度から3年 間で22回、開催しました。多くの関係者の皆様のご支援・ご協力により、絵 文字を使ったメール交換やアニメーションづくり、「こえつな」や「色マッチ ングゲーム」などITを効果的に活用した国際交流活動を実施でき、大変うれし く思っています。
 私は、楽しそうに仲間と協力して活動している子ども達の笑顔や、仲間と のつながりを大切にしている姿を見て、パンゲアアクティビティが子ども達の 成長につながっていることを実感しました。特に、多文化を理解、共感できる 心が育まれていると感じています。また、ファシリテーターの皆さんの明るさ や積極性、思いやりなど、温かい気持ちから、子ども達だけでなく、私も元気、 やる気をもらいました。ファシリテーターの皆様に感謝するとともに、本年度 も三重大学でパンゲアアクティビティを実施することを楽しみにしています。  昨年度で文部科学省事業「国際教育推進プラン」は終了しましたが、本年度 から津市の国際理解教育推進事業として継続していきますので、皆様のご支援・ ご協力をお願いいたします。

津市教育委員会事務局
教育研究支援課
米野 浩之

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