2009年04月05日

 Apr 09 Newsletter: パンゲアリング 長谷川 美奈さん

今月のパンゲアリングは、京都でアクティビティに参加している Aちゃんの お母さんに書いていただきました。とても心温まるメッセージです。
 3年間参加しているAちゃんは、最近では新規参加者の対応や、片付けを積極 的に手伝ってくれています。



 パンゲア関係者の皆様のご尽力に感謝をこめて。

学校でからかわれて人前で絵を描かなくなった娘。
母親の私と二人きりになると稚雑ながらも彼女の人柄が
溢れる絵をよく描いてくれました。下手だけど私は大好きです。

そんな絵をパンゲアのみんなが受け入れてくれました。
娘はとても居心地のいい場所を見つけ、そこから外に出ても
自分なりの絵をたくさん描く様になりました。

パンゲアで私も彼女も「自分以外の人のことを理解できなくても
受け入れること」の大切さと容易さを学びました。

たとえ家族でも考え方や価値観などさまざまです。
私はもちろん世界中の母親と同じく自分の子どもをとても愛しています。
それでも、分かり合えない部分や意見の相違はたくさんあります。
それでも、無条件にやっぱり惜しみなく愛してしまいます。
理解できなくてもお互いに受け入れることで家族同士、
小さい家の中で暮らしていけると感じます。
そんな風な大きい家がパンゲアだと思います。

小学生の時、パンゲアと出会いパンゲアの中に大好きな場所を見つけ
中学生になってパンゲアから外に飛び出しても
友達が作れるようになりつつあります。
誰も友達の国と戦争しようとは思わないですよね。
パンゲアに帰ったり遠くに出かけたり、たくさんの子どもも大人も
仲間と呼べる「ともだち」にたくさん出会えますように。

パンゲア・サポーター(パンゲアン)
長谷川美奈

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング