2008年12月14日

 ソウルと京都 思いやりとつながり

kyotowebcam20081213.jpg 昨日は京都とソウルをつないだWebcamのアクティビティでした。いつものようにこえつなで大きな声でパンゲアーーーと始まり、自己紹介をそれぞれが対面でやってマッチゲーム。そして色別チームが協力しながら音をつなぐおとびこ、最後に初めて言語グリッドをこども達が使用し聞きたいことをそれぞれが母国で入力しそれに答えるという盛りだくさんメニューでした。
自己紹介のあと、相手が自分の名前をよび「こんにちはー」と言ってくれて、はにかみながらボードを見せ合い、「マッチ!」とか「残念!」と言いながら拍手があがります。赤で連想するもので日本のこどもが韓国だからきっとキムチっていってくるんじゃないかとキムチを描いていました。先方はトマト。でも相手がどう考えるかを想像しながら描かれたキムチにみんな納得。

おとびこで声を出す役の子は、最初は「パンゲアー」だったのが、日本から「アンニョンハセヨー」とか「モッチダ(かっこいい)」と韓国語の言葉を発すると、それに呼応して向こうも「こんにちはー」と戻します。こども達がどんどん自分達で新しい要素を盛り込み、おとびこが育っているのを目の当たりにできました。

今回のWebcamのアクティビティは昨年度マイクロソフトから助成を頂き、完成させたメニューを実施しました。東京から見学に来られたマイクロソフトの社会貢献部の方々も最初から最後まで興味深くご覧になってくださっていました。

そして言語グリッド。今回使用したチャットは、大人向けの入力画面なので不安があったのですが、こども達は自分で入力した「どんな食べ物好きですか?」がハングル語で出てきて、それが折り返されたのを見て興奮していました。そしたら、ラーメンからブルコギ、ビビンパなど沢山の食べ物が先方の多くのこども達が騒いでいるのが音声で聞こえ、それがグリッドで戻ってきたとき日本も「あーーそれ知ってる」と興奮。もっとあれも聞きたいとか非常にすばらしい初回グリッド体験でした。
今回も多くのすばらしいファシの面々のおかげで無事終了。

一方で三重では、パンゲアスタッフなしでスパイクがリーダーデビュー。先日リーダー研修を受講して彼ならではの工夫を織り交ぜよいアクティビティが実施されたのを多言語コミュニティサイトで知りました。
さあ、いよいよマレーシア立ち上げに着手です。来年はいくぞーー。

投稿者 yumi | 1. アクティビティー報告