2010年03月04日

 March 10 Newsletter: パンゲアリング ゲイリー・ウェイさん

今月のパンゲアリングは、マレーシア・サラワク大学のゲイリーさんです。 1月のバリオ立ち上げにも同行してくれて、海外だけではなくマレーシア内 での子ども達の交流にとても積極的に働きかけてくれています。


マレーシアのサワラク州にあるクチンからこんにちは。

私はマレーシアのサラワク大学で農村情報センターのITプロジェクトマネ ージャーをしています、ゲイリー・ウェイと申します。マレーシアの子ども 達をパンゲアに参加させようとFitri(フィトリ)博士と一緒にいろいろな ところを走り回っています。では私とパンゲアの出会いを説明します。

ある日、私の上司であるアルヴィン教授からUNIMASでパンゲアを採用すると 言われました。地方の子ども達と一緒に何かをするための出会いが以前は何 もなかったので、これは面白いプログラムになるだろうと思いました。分か っていたのは、サラワク州とサバーの遠隔地(深いジャングルの中にある) に出向き、そうした地域のための遠隔操作センター(以下、テレセンター) を作ることになるだろうということでした。パンゲアに加わることによって、 サラワク大学の同僚のスタッフ達や、また様々な別の組織で仕事をしている スタッフと一緒に仕事をすることができ、私にとっては新しい経験となりま した。

また、ユミとトシと一緒に仕事をすることで、いかに物事を細かくつめてい くかということについて、目からウロコのような学びを経験しました。ユミ もトシも非常に仕事が細かいのです!!ピースエンジニアリング、という考 えはパンゲアで本当に実現できるでしょう。パンゲアのアクティビティに参 加している子ども達を見ていて、彼らが日本、オーストリア、ケニアそして 韓国の子ども達と友達になるだけでなく、マレーシア国内の子ども達ともお 互いより仲良くなっていくのが分かります。

1月に私達は、テレセンターを作った遠隔地でパンゲアの活動を始めました。 最初はバリオというところです。ユミとトシは始め行くのをとても怖がって いました。でも一度行ってしまえば、また二人がマレーシアの僻地に出向く ことをこれから楽しめるよう私は祈っています。パンゲアをマレーシアに導 入することで私達はもっと多くを学び、喜びを分かち合うことが出来ると思 います。なぜなら、パンゲアは都市と田舎の子ども達の情報格差(デジタル・ デバイド)を埋める架け橋になるだけでなく、国全体にとっても平和と調和 をもたらしてくれるものだと思うからです。

平和と調和で満ちた心ある生活を目指し、希望を与えることを諦めずにいま しょう。そしてパンゲアのボランティア活動に参加しましょう!


マレーシア・サラワク大学
コンピュータサイエンス 情報テクノロジー
農村情報センター ITプロジェクトマネージャー

ゲイリー・ウェイ

http://coeri.unimas.my

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング