2009年05月13日

 May 09 Newsletter: パンゲアリング 米野 浩之さん

 今月のパンゲアリングは三重県津市教育委員会でパンゲア活動の担当をして くださっている米野さんです。他の地域の教育委員会とお付き合いもありまし たが、津市の教育委員会はそれまでの私の印象を完全に変えてくれました。熱 い思いを持ち、地域の子ども達のためにお仕事をされています。教育委員会と 大学、NPO、民間企業、地域の小中学校などが参加し三重大村の活動が支えられ ています。米野さんは約2年半の活動で一度も休みなしに土曜日の活動に参加 され、活動の趣旨や実態を身近で観察され、それらを発信してくださってきま した。それを見るにつけ、津市の子ども達はこういう環境の元で育つことがで きるなんてラッキーだとつくづく思います。



 パンゲアアクティビティに参加して

 皆さん、こんにちは。津市教育委員会事務局の米野浩之(よねのひろゆき) です。
津市教育委員会では平成18年度から平成20年度の3年間、文部科学省事業 「国際教育推進プラン」の委嘱を受け、国際社会で地球的視野に立って、主体 的に行動できる人材の育成のため、「グローバルな課題や地域の特性を生かし た取組」、「ITの有効な活用」、「国際交流活動の組込」の3つをテーマにし て、国際交流活動、国際環境教育、情報教育を柱にした国際教育に取り組んで きました。
 パンゲアアクティビティは、この事業の中心となる教育プログラムの1つで あり、三重大学のメディアホールを使わせていただき、平成18年度から3年 間で22回、開催しました。多くの関係者の皆様のご支援・ご協力により、絵 文字を使ったメール交換やアニメーションづくり、「こえつな」や「色マッチ ングゲーム」などITを効果的に活用した国際交流活動を実施でき、大変うれし く思っています。
 私は、楽しそうに仲間と協力して活動している子ども達の笑顔や、仲間と のつながりを大切にしている姿を見て、パンゲアアクティビティが子ども達の 成長につながっていることを実感しました。特に、多文化を理解、共感できる 心が育まれていると感じています。また、ファシリテーターの皆さんの明るさ や積極性、思いやりなど、温かい気持ちから、子ども達だけでなく、私も元気、 やる気をもらいました。ファシリテーターの皆様に感謝するとともに、本年度 も三重大学でパンゲアアクティビティを実施することを楽しみにしています。  昨年度で文部科学省事業「国際教育推進プラン」は終了しましたが、本年度 から津市の国際理解教育推進事業として継続していきますので、皆様のご支援・ ご協力をお願いいたします。

津市教育委員会事務局
教育研究支援課
米野 浩之

投稿者 kumakinoko | 3. ニュースレター , 4. パンゲアリング